株式会社アオキ/宮城県仙台市の防災設備総合商社

※こちらのトピックスは、2011年3月11日に起きた東日本大震災発生後、2011年5月13日に当社のブログに掲載した記事です。

震災後、防災に携わるものとして、多くの方々にお伝えしたいと考えた情報を記載したものです。

今後の防災対策の参考にしてただければと思い、そのまま文章で残しております。

 

東日本大震災より9週間

このたびの未曾有の地震と津波により、被災された皆様に謹んで御見舞申し上げます。 かねてから宮城県沖地震の発生は想定されておりましたが、今回は想定よりもはるかに 超えた大規模災害でした。 そして、震災当日からの生活は今まで経験したことのない状況が続き、日頃、防災事業に 携わっている私たちもかなりの混乱状態になりました。 今回の体験によって改めて災害に対する備えについて考えさせられました。 家族構成やそれぞれのご家庭によって異なるものでそれぞれの皆様が ライフスタイルに合わせた備えをしていただければと思います。今回の大震災を経験して 便利だったものを下記にまとめてみました。 最後になりますが、弊社も微力ではございますが防災事業を通じ、復興に向けて 皆様のお役に立てるよう努めて参りたいと思っております。

飲料水 断水時は、給水所もかなり混雑する為、生活用水と別に飲料水があると便利
※乳児やお薬を常時服用されている方がいるご家庭使用済のペットボトルも給水時など重宝します。
ラジオ 情報の収集に必須アイテムでした。
懐中電灯 停電時の夜間は必須です。大小さまざまな懐中電灯、ランタンなど何種類かあると便利です。
※ 電池のチェック、買い置きも忘れずにローソク使用時は火事に気をつけましょう。
食糧 震災直後は、食糧購入が困難な為、家族分3~5日分確保しておくと便利です。米、カップラーメン、缶詰、レトルト食品、塩、ふりかけなど日持ちする食品
調理機材

ガス・電気復旧前・・・ カセットコンロ・反射式ストーブなど

電気復旧後・・・ 電磁調理器、炊飯器、ホットプレートなど

その他

紙皿、コップ、割り箸、ラップ、アルミホイル(お皿に敷くと便利)簡易トイレ、ガソリン携行缶

お子様がいる家庭・・・お菓子や絵本など

今回の震災時の生活復旧状況(仙台市内の場合)※地区によって状況はかなり異なります。

電気 1~7日程度
ガス(都市ガス) 2週間~1ヶ月程度
ガス(プロパン) 安全確認後随時(問題なければ震災直後より)
水道 1~5日程度
ガソリン 3週間程度(震災直後は入手困難)
お店・スーパー 1日~3週間程度
店舗の被災状況でかなり異なり、震災直後は、営業時間短縮 購入制限がある。
今回は、卵、牛乳、パンが入手困難だった。
その他 ガス復旧前は、入浴施設が混雑